2021年6月25日金曜日

「2人で死ぬ予定だった」 “老老介護”の末に… 語られた真相 広島

中国放送

2021年6月24日木曜日

「おしどり夫婦」承諾殺人、近隣住民も衝撃…各地で相次ぐ「老老介護」の悲劇

配信

「おしどり夫婦」承諾殺人、近隣住民も衝撃…各地で相次ぐ「老老介護」の悲劇

事件が起きた住宅(広島市安佐北区で)

2021年6月19日土曜日

夫婦2人は共に難病 ALSとコロナ禍を生きる 半年以上離れ離れも心は一つ(鳥取市)

 


TSKは難病ALSについて継続的に取材をしている。鳥取市には共に難病を抱えながらも前を向く夫婦がいる。コロナ禍を生き、会えない日々が続く2人を取材した。

鳥取医療センター。
中山美智子さん(63歳)ALSを発症して5年、手足は動かせず、声も出にくくなっている。

Q家族の支えが一番ですか?
中山美智子さん
「そうですね。それが無かったら、生きていません」

ALS・筋萎縮性側索硬化症は運動神経が障害を起こし、全身の筋力が急速に低下する原因不明の難病。全国に約1万人、鳥取県に約50人、島根県に90人の患者がいる。多くの人が2年から5年で死亡する一方、人工呼吸器を装着すれば生き続けることもでる。
中山さんは4年前人工呼吸器を装着、生きる選択をした。
家族への負担などから呼吸器を付ける人は3割に留まっている。
中山さんは生きることを即決したと言う。

中山美智子さん
「自分は大したことない夫の方がつらい」

生きる選択を後押ししたのは、難病を抱えていた夫・和夫さんの存在だった。

夫・中山和夫さん
「両足に包帯をしています。水疱ができる。僕は難病の表皮水泡症。生まれつきの病気」

和夫さんは全身に水疱ができる生まれながらの難病で、ALSと同じく根治する治療薬はない。
だからこそ、生きることに迷いはなかったと言う。

Q決断は早かった?
夫・中山和夫さん
「即答でした。その場で、僕らはやりますと」

妻・中山美智子さん
「他の人と結婚していたらどうなっていたかわからない」

難病を患いながらも、前向きに生きる夫を尊敬するからこそ生きることを決めた美智子さん。
しかし、2人はこの時半年間、会うことができていない。

一つはコロナ禍により面会謝絶が続いていたこと。
もう一つは和夫さんが去年、難病が原因で足の指や舌のガンを発症し、体調に不安を抱えていたため。

中山和夫さん
「ストレス…会いに行こうと思っても会えない」

夫婦の会えない日々、お互いの心を支えていたのは、毎日のメールのやり取りだった。

中山和夫さん
「コミュニケーションはとれていました(笑)」

それを可能にしているのが『オリヒメアイ』という意思伝達装置。

中山美智子さん
「ひととはなしをするのはたのしいです」

この日は看護師に手伝ってもらいテレビ電話にも挑戦した。

夫・和夫さん
「こんにちは」「調子はどう」

妻・美智子さん
「(涙…)良くしてもらってから」

離れ離れでも思いは通じている。

Qコロナが終息したら2人で何がしたいですか?

夫・和夫さん
「2人で自宅で話ができたらそれでいい。」
妻・美智子さん
「夫と一緒に過ごせるだけで十分です」


6月21日は『世界ALSデー』。これは季節の変わり目『夏至』の日に合わせていて、難病が治る転換点が来るようにと願いが込められている。


(TSKさんいん中央テレビ) https://news.yahoo.co.jp/articles/83487ad01436d56c02ae3012455b9dae03672c54

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